面接対策をしているのに、落ちてしまう。
- 想定質問を調べる
- 志望動機や自己PRを作り直す
- 結論から話すように意識する
と自分では改善しているつもりなのに、
不採用が続いてしまうと、
何を直せばよいのか分からなくなりますよね。
企業が不採用理由を詳しく教えてくれることは、
基本的にありません。
そのため、
一般的な面接対策をしていても、
- 応募先が重視する経験
- 面接官が確認したかった内容
と自分の回答が、どこでズレていたかまでは
特定しにくいです。
面接で落ち続けている人は、
転職エージェントへ一度相談する
価値があります。
ただし、相談する目的は、
回答を作ってもらうことではありません。
紹介求人の内容と自分の回答を
照らし合わせ、応募先が重視する
経験とのズレを確認するために
相談します。
私はこれまでに、
- 30以上の転職サービスを利用
- 転職活動で20社以上の内定を獲得
- 異業種転職を2回経験
- 面接官として100名以上の候補者選考に関与
してきました。
応募者側と採用側の両方を経験して感じるのは、
面接では、話し方を整えるだけでは足りず、
応募先が重視する経験を
自分の回答で示せているかが重要
だということです。
転職エージェントへ相談すると、
紹介求人の内容と自分の回答を
照らし合わせながら、
- どの経験を中心に話すべきか
- 回答の焦点が質問とズレていないか
- 応募先にどのような不安が残りそうか
を確認できます。
ただし、転職エージェントへ相談すれば、
必ず面接を通過できるわけではありません。
担当者へ相談する時は、過去に聞かれた質問と、
実際に話した回答まで伝えることが重要です。
この記事では、
転職エージェントへ相談する前に
整理しておきたい情報と、担当者へ確認したい
5つの質問を紹介します。
最後まで読むことで
次の面接で、どの回答を見直すべきかを
具体化できます。
面接で落ち続ける人が転職エージェントに相談する価値

面接後は、話し方や回答の組み立てなど、
自分で見直せる部分もあります。
ただし、
不採用につながった原因が、話し方や
回答構成だけとは限りません。
転職エージェントへ相談することで、
初めて見えてくるズレもあります。
一人で見直しやすいこと
- 回答の長さ
- 結論を伝える順番
- 話す速度
- 質問への答え方
確認しやすい範囲:
- 自分がどのように話したか
転職エージェントへ相談すること
- 求人で重視される経験
- 面接官が質問で確認したかった内容
- 回答に不足していた情報
- 応募先に残りそうな不安
確認したい範囲:
- 求人で重視される内容と、自分の回答がどこでズレているか
自分だけでは、
- 応募先が知りたい「その仕事を任せられる根拠」が、回答から見えてこない
- 面接官が確認したかった内容と、回答の焦点がズレている
- 自分が中心に話した経験が、その求人では重視されていない
といったズレを見落としていても気づけません。
この状態で話し方だけを直し続けても、
応募先が確認したい内容とのズレは残ります。
転職エージェントへ相談する目的は、
回答を作ってもらうことではありません。
紹介求人の内容と実際の回答を並べ、
- どの経験を中心に話すか
- どの説明を補うか
- どの回答を短くするか
を確認することです。
話す内容を整理するだけでなく、
どの経験を中心に話すかまで見直せることに、
相談する価値があります。
自分だけでは、求人ごとの改善点までは見えにくい
- 結論から話す
- 実績を数字で示す
- 回答を長くしすぎない
といった一般的な面接対策は必要です。
ただし、回答が整っているだけで
評価が決まるわけではありません。
応募先が確認したい内容に、自分の回答が
答えられている必要があります。
面接後に一人で振り返る場合、
確認できるのは主に自分が話した内容です。
一方で、
- 応募先がどの経験を重視していたのか
- 質問によって何を確認しようとしていたのか
- 回答に不足していた情報は何か
は、自分の回答だけを見直しても分かりません。
求人内容や面接で聞かれた質問と
照らし合わせる必要があります。
応募先が確認したい内容は、
求人ごとに変わります。
そのため、
一般的な回答の直し方だけでなく、
次に受ける求人に合わせて、回答内容を
見直す必要があります。
回答のズレは求人ごとに変わる

同じ経験についての回答でも、
応募先が確認したい内容に沿って答えなければ、
評価されにくいです。
たとえば、
応募先が売上を達成した方法を確認したい場合、
「年間売上1億円を達成しました」
と結果だけを伝えても、達成した方法には
答えられていません。
面接では、自分が話したいことではなく、
応募先が確認したい内容に
答える必要があります。
転職エージェントは、応募先が
面接で確認したい内容を
把握している場合があります。
担当者が把握している範囲で、
- その求人で重視されている経験
- 過去の選考で確認されることが多かった内容
- 採用背景
- 入社後に任される役割
を確認できます。
転職エージェントへ相談する時は、
求人のどの部分について聞きたいのかを
示したうえで、
- この求人の「〇〇」に対して、この回答で不足している点はありますか
- この求人の「〇〇」では、どの経験を中心に話すべきですか
のように質問します。
求人ごとに重視される内容が違うからこそ、
回答も応募先に合わせて見直す
必要があります。
転職エージェントに相談するときに整理・確認すること
エージェントの担当者は、求人票だけでは
分からない情報を把握していることもあります。
一方で、
- 過去の面接で何を聞かれたのか
- どのような経験を使って答えたのか
- どの質問で答えに詰まったのか
は、自分から伝えなければ分かりません。
転職エージェントへ相談する前には、
以下の内容を整理しておきましょう。
1.次に受ける求人で不安な点
- 自分の経験で不足していると感じる点
- 自分の経験をどう説明するか迷う点
2.求人票を見て分かりにくい点
- 仕事内容の詳細
- 求められる経験
- 入社後に任される役割
3.過去の面接で聞かれた質問
- 答えに詰まった質問
- 深掘りされて答えにくかった質問
4.過去の面接での回答
- どの経験を話したのか
- どのような順番で説明したのか
この4項目を整理しておけば、担当者に、
- どの経験を中心に話すか
- どの回答に補足が必要か
- どの説明を短くするか
を具体的に相談できます。
「面接対策をしてください」とだけ
依頼しても、担当者は、
どの求人について、どの回答を
確認すべきか判断できません。
漠然と面接対策を依頼するのではなく、
相談する求人を明確にして、
実際の回答まで伝えることが重要です。
次に受ける求人で不安な点を整理する
「面接が不安です」だけでは、担当者が
確認する範囲を絞れません。
たとえば、
- 自分の経験で足りるのか分からない
- 求人で求められている経験を説明できるか不安
- どの経験を中心に話せばよいか分からない
- 苦手な質問へどう答えるべきか迷っている
というように、不安の内容を分けておきます。
そうすると、
担当者への質問も変わります。
次の面接に活かしにくい質問
- この求人の面接では、何を話せばいいですか
問題点:
- 質問の範囲が広く、次の面接で使える具体的な返答を得にくい
次の面接に活かせる質問
- 私の経験の中で、この求人に合わせて中心に話すべき経験はどれですか
なぜこの形が良いのか:
- 質問範囲が具体的で、担当者から求人に合わせた返答を得やすい
このように、
不安を具体化すると、担当者からも
求人に合わせた返答を得やすくなります。
求人票を見て分かりにくい点を整理する
求人票には、仕事内容、求められる経験などが
書かれています。
ただし、
記載された言葉だけでは、
- どこまでの役割を任されるのか
- どの経験が重視されるのか
までは分からない場合があります。
たとえば、
求人票に、
- 業務改善
- 関係部署との調整
- チームマネジメント
と書かれていても、これだけでは面接で
何を中心に話すべきかは分かりません。
そこで、
求人票を見て分かりにくい点を具体的にして、
担当者に、
- 関係部署との調整とは、具体的にどの部署と何を調整する仕事ですか
- この3つの業務のうち、中心になる業務はどれですか
のように確認します。
分かりにくい点を整理したうえで質問できれば、
- 実際に任される役割
- 面接で中心に話すべき経験
についても、担当者から
具体的な返答を得やすくなります。
そして、
その情報をもとに、面接で
何を中心に話すべきかも具体化できます。
転職エージェントへ相談する前に、
求人票を見て分かりにくい点を
整理しておきましょう。
過去の面接で聞かれた質問を整理する
転職エージェントへ相談する前に、
過去の面接で、
- 答えに詰まった質問
- 深掘りされて答えにくかった質問
- 回答後の面接官の反応が気になった質問
を書き出します。
たとえば、
- 業務で問題が起きた時、どのように対応しましたか
- なぜ現在の会社ではなく、当社を選ぶのですか
- 入社後、どのような仕事を担いたいですか
といった質問です。
答えにくかった理由は、回答の
準備不足だけとは限りません。
- 質問の意図をつかめていなかった
- 応募先が知りたい内容と違うことを話していた
- 求人で重視される経験を、回答の中で十分に示せていなかった
というズレも考えられます。
- どの質問で詰まったのか
- どの内容を深掘りされて答えに困ったのか
まで分けて整理し、
転職エージェントに共有しましょう。
そのうえで、
担当者に今回の求人について、
- 前回答えに詰まった内容は、今回の求人でも確認されそうですか
- 今回の求人では、どの経験を深掘りされる可能性がありますか
のように質問します。
答えに困った内容を整理して共有すると、
次の面接で見直すべき点を
特定しやすくなります。
実際に話した回答を整理する
転職エージェントへ相談する前に、
過去の面接で実際に話した回答も書き出します。
質問だけを共有しても、
- どの経験を使って答えたのか
- どのような順番で説明したのか
- 何を伝えようとしたのか
までは担当者に伝わりません。
回答については、
- どの質問に、どの経験を使って答えたのか
- 最初に何を伝え、どの順番で説明したのか
- 何を伝えたかったのか
- どの部分が長くなったのか
を書き出しておきましょう。
そして、
- 何を聞かれたか
- 何を答えたか
をセットで整理し、転職エージェントに
共有しましょう。
そのうえで、担当者に今回の求人について、
- この回答で不足している内容はありますか
- どの経験を中心に話した方がよいですか
- 短くした方がよい部分はありますか
のように確認します。
実際に話した回答まで整理して共有すると、
次の面接に向けた改善点を
具体化しやすくなります。
抽象的な相談と、具体的な相談の違い
転職エージェントに相談するときは、
- 自己PRが弱い気がします
- 志望動機が不安です
- 何を直せばよいですか
といった抽象的な内容だけでは、
担当者から具体的な返答を
得にくくなります。
相談するときは、
求人のどの部分について確認したいのかを
具体的にしたうえで、自分の回答について
以下のように質問しましょう。
自己PRについて
抽象的な相談:
- 自己PRが弱い気がします
具体的な相談:
- 私の経験の中で、この求人に合わせて中心に話すべき経験はどれですか
志望動機について
抽象的な相談:
- 志望動機が不安です
具体的な相談:
- この求人の仕事内容に対して、志望動機で不足している情報はありますか
回答全体について
抽象的な相談:
- 何を直せばよいですか
具体的な相談:
- この求人に対して、回答の中で優先して直すべき部分はどこですか
相談の目的は、担当者に
回答を作ってもらうことではありません。
- どの経験を優先して話すか
- どの部分を補足する必要があるか
- どの回答に応募先が不安を感じそうか
これらを確認し、
次の面接でどう答えるかを具体化します。
このように、
求人のどの部分について聞くのかを
明確にすると、担当者から具体的な
返答を得やすくなります。
担当者に確認したい5つの質問
転職エージェントへ相談するときは、
次の5つの質問を使います。
- この求人では、採用時にどのような点が特に重視されますか
応募先が採用判断で見ている点を確認する。 - 私の職務経歴の中で、この求人に合わせて中心に話すべき経験はどれですか
面接で話す経験の優先順位を確認する。 - この回答だと、応募先にどのような不安が残りそうですか
回答で補うべき点を確認する。 - 過去の選考では、どのような点をよく確認されていますか
応募先ごとの質問や確認内容の傾向を把握する。 - 退職理由・志望動機・入社後にやりたいことの中で、一貫性に欠ける部分はありますか
回答全体で説明がつながっていない部分を確認する。
この5つは、
応募先が確認したい内容と、
自分の回答のズレを確認するための質問です。
ただし、すべての担当者が、
- 応募先の採用背景
- 過去の選考傾向
- 面接でよく確認される内容
を詳しく把握しているとは限りません。
また、
担当者が把握している情報も、
どの経験を中心に話すか、
回答に何を補足するかを考えるために
使います。
転職エージェントへの相談は、
面接回答を作ってもらうためでは
ありません。
担当者の返答を参考にしながら、
最終的な回答は自分で組み立てて
ください。
返答が一般論だった場合は、追加で確認する
担当者から、
- 業務改善の経験を、もう少し具体的にした方がよいです
- 志望動機に、入社後にやりたいことを追加した方がよいです
- 退職理由と志望動機のつながりを整理した方がよいです
という返答を受ける場合があります。
方向性として間違っていなくても、そのままでは、
実際の回答へ何を追加すべきか分かりません。
一般的な返答だった場合は、追加で質問します。
- この求人では、業務改善の何を具体化すべきですか
- 入社後にやりたいことは、何を具体的に伝えるべきですか
- どの部分が一貫性に欠けていますか
- この回答で、応募先が不安に感じそうな点はどこですか
質問を重ねることで、
- 回答に加える経験
- 短くする説明
- 補足する内容
を決めるための情報が得られます。
担当者の返答を参考に、
応募先が確認したい内容と
自分の経験を照らし合わせ、
話す経験や補足・短縮する内容を
自分で決めましょう。
状況に合わせて、次に取る行動と相談先を選ぶ

ここまで整理・確認してきた内容をもとに、
今の状況に合わせて次に取る行動を選びましょう。
何から整理すればよいか分からない場合
次にすること:
- 検討している求人があれば不安な点を書き出す
- その求人票で分かりにくい点を整理する
- 過去に聞かれた質問と回答を書き出す
どの回答を見直せばよいか分からない場合
次にすること:
- 答えに詰まった質問や深掘りされた内容を確認する
- 実際に話した回答を転職エージェントに共有する
- 今回の求人で補うべき内容を担当者に確認する
担当者に何を確認すればよいか分からない場合
次にすること:
- 担当者へ確認したい5つの質問を使う
- 求人のどの部分について聞くのかを具体的にする
どの転職エージェントへ相談すべきか迷っている場合
次にすること:
- どのような求人・情報を確認したいか決める
- 各転職サービスで確認できる求人や情報の違いを見る
相談先は、何を確認したいかに合わせて選びます。
たとえば、
- 幅広い業界・職種の求人を見ながら相談したい
- 一定の経験や専門性を活かせる求人について相談したい
- スカウト型も含めて、転職サービスの役割を比較したい
など、目的に合うサービスから確認しましょう。
転職サービスの違いと使う順番は、
こちらの記事で解説しています。

ただし、応募先について把握している情報や、
助言の具体性は、担当者や求人によって異なります。
紹介求人の内容と自分の回答を照らし合わせ、
担当者の助言も参考にしながら、
自分で判断しましょう。
まとめ|面接で落ち続けるなら、求人と回答のズレを確認する
面接で不採用が続いている場合、
話し方や回答の形だけでなく、
応募先が確認したい内容と、
自分の回答のズレを
見直す必要があります。
転職エージェントへ相談する前に、
- 次に受ける求人で不安な点
- 求人票で分かりにくい点
- 過去に聞かれた質問
- 自分が実際に話した回答
を整理しておきましょう。
そのうえで担当者に、
- どの経験を中心に話すか
- 回答のどの部分に補足が必要か
- 応募先にどのような不安が残りそうか
を具体的に確認します。
求人と回答のズレを確認し、
次の面接でどう答えるかを
具体化することが重要です。
担当者の返答を参考にしながら、
最終的な回答は自分で組み立てましょう。
相談先は、確認したい内容に合わせて選びます。
特に、
幅広い業界・職種の求人を見ながら、
応募書類や面接も相談したい人には、
リクルートエージェントが向いています。
この使い方を前提に、
リクルートエージェントの支援内容を
確認してみてください。

