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この経験と実績から、転職に有益な情報を発信しています。



転職活動を始めるんだけど、今ってタイミングが悪い時期だったりしないのかな?



そもそも転職活動を始めるのにタイミングが悪い時期ってあるの?
と疑問を持っていませんか?
まずこの記事のまとめです。
転職活動を始めるには「タイミングの悪い時期」とは
4~6月



そもそも転職活動を始めるには「タイミングの悪い時期」って?
求人数が少ない時期



なぜ転職活動を始める「タイミングの悪い時期」に求人数が少なくなるの?
結論ですが「この時期はやめといた方が良い」という
転職活動を始める「タイミングが悪い時期」があります
それはズバリ
4~6月
です。
この記事では
- なぜ4~6月は転職活動を始めるタイミングが悪い時期なのか
- そもそも転職活動を始める「タイミングが悪い時期」とは何なのか
を解説しています。
この記事を読むと
- 転職活動を始める「タイミングが悪い時期」の理由
がわかるので不利な時期の転職活動を避けることができますよ。
それではいきましょう!
転職活動を始める「タイミングが悪い時期」っていつ?
転職活動を始める「タイミングが悪い時期」はいつなのか
それは
4~6月
です。
その理由ですが
- 求人数が少ない時期と重なるから
です。
以下の図の通り
4~8月の5ヶ月間は新規求人数が少ない状態が続くことがわかります。


仮に6月から転職活動を始めたとすると
- 6月第1週 : 転職エージェントに登録
- 6月第2週 : 転職エージェントと面談
- 6月第3週~ : 転職エージェントから求人の提案を受ける
という流れになり、転職活動開始から6~8月の約3ヶ月間も求人が少ない時期と重なります。
多少の時間余裕は自己分析などをしっかりできるので良いですが、3ヶ月以上は正直時間のロスです。
4~6月は転職活動を始めないことで
求人が少ない時期を避けて転職活動
をしましょう!
転職活動の流れについてはこちらに詳しく記載しています。


そもそも転職活動を始める「タイミングが悪い時期」とは?
転職活動を始める「タイミングが悪い時期」とは
求人数が少ない時期
です。
なぜなら求人数が少ないと
- 転職先の選択肢が少ない
- 良い条件の求人が少ない
ことになるからです。
この2つの理由について詳しくみていきましょう。
転職先の選択肢が少ない
求人数が少ないと
転職先の選択肢が少ない
ことになります。
なぜ選択肢が少ないとタイミングが悪いことになるのか、その理由は
- 転職が成功する確率が下がる
からです。
具体的には
- 横浜で転職したい
- 求人数が少ないので、他の時期より横浜勤務の求人も少ない
- 異業種転職したい
- 求人数が少ないので、未経験でも受け入れてくれる求人も少ない
といった具合に選択できる求人数が少なくなる
のです。
選択できる求人数が少ないと、その分成功する確率も下がりますよね。
転職成功の確率を下げないために
転職先の選択肢が少ない時期は転職活動を始めるタイミングが悪い
と覚えておきましょう。
良い条件の求人が少ない
求人数が少ないと
良い条件の求人が少ない
ことになります。
その理由は、企業が求人を出した際に
特別良い条件じゃなくても良い人材が来てくれる
からです。
具体的には
転職市場に出てくる求人数が少なくなると
- 転職希望者は、数少ない求人の中から選択するしかない
- 元から数が少ない良い条件の求人からなくなっていく
すると
- 求人数が少ないので、市場に出ている「求人条件のレベル」が下がる
- それでも転職希望者は「レベルの下がった求人条件」から選ぶしかない
- 「レベルの下がった求人条件」でも需要が出てくる
- それでも転職希望者は「レベルの下がった求人条件」から選ぶしかない
といった具合に良い条件の求人でなくても人が集まってくる
という状況になります。
せっかく労力をかけて転職するので「レベルの下がった求人条件」は避けたいですよね。
良い条件の求人に出会うためにも
良い条件の求人が少ない時期は転職活動を始めるのにタイミングが悪い
と知っておきましょう。
なぜその時期に求人数が少なくなるのか
なぜ求人数が少ない時期があるのでしょうか。
それは
企業の2つの事情が重なるため
ためです。
その事情とは
- 新卒採用の時期に入る
- 時期的に予算を使いにくい
です。
それぞれ詳しくみてみましょう。
新卒採用の時期に入る
なせ新卒採用の時期に入ると求人が少なくなるのか、それは
採用担当の負荷が大きいタイミング
だからです。
新卒採用の選考は6月頃からスタートします。
採用担当部門は
- 選考スタート直前は準備
- 選考スタート直後は選考対応
に追われています。
新卒採用対応で採用担当部門の負荷が大きく
中途採用まで手が回らない
ので、転職市場全体で6月前後は求人数が少ない傾向にあります。
時期的に予算を使いにくい
なぜ時期的に予算を使いにくいと求人が少なくなるのか、それは
不足の事態に対応できなくなる
からです。
これは3月決算の企業の事情になるのですが
5月は今季の予算が正式決定した1ヶ月後です。
予算は決定直後と期末に使いやすいのですが
- 期中(途中)は何があるかわからないため、予算を使いにくい
のが一般的です。
例えば誰でも



まだ月の途中なのに給料を使い切ってしまった。
次の給料日までピンチ!
なんて状況は避けたいですよね。
それは企業も同じで



ピンチを避けるため、期の区切りが来るまではお金が使いにくい。
求人にもお金がかかるから出しにくいな。
と考えているわけです。
この2つの事情
- 新卒採用の時期に入る
- 時期的に予算を使いにくい
が重なることにより、以下の通り4~8月にかけて求人数が少なくなっています。


なぜタイミングが悪い時期は「求人倍率が低い時期」ではないのか
転職活動を始める「タイミングが悪い時期」は



求人倍率が低い時期じゃないの?
と思うかもしれません。
しかしタイミングが悪い時期は「求人倍率が低い時期」ではありません。
なぜなら
求人倍率が低くても求人の選択肢が少ないわけではない
からです。
その理由は
- 求人倍率が低くても求人数が多い時期もある
ためです。
求人倍率とは「求人数に対して、どれだけ転職希望者がいるか」
つまり
- どれだけ転職しやすいか
という指標です。


求人倍率の数字が大きいほどライバルが少ないことになります。
確かに転職のしやすさだけを考えると求人倍率が低い方が不利になります。
しかし求人倍率が低くても求人の選択肢が少ないわけではありません。
以下の図をみてください。


求人倍率が低くても求人数は多いですよね。
以下の通り実際に求人倍率が低くても求人数が多い時期があります。
求人数が多ければ
- 転職成功の確率が上がる
- 良い条件の求人が多くなる
と転職が有利になります。
つまり求人倍率が低くても
- 求人数は多いから良い求人がある確率も高い
ことになるのです。
転職活動を始める「タイミングが悪い時期」は
求人数が少ない時期である
ことを覚えておきましょう。
今後も転職活動を始める「タイミングの悪い時期」は変わらない?
転職活動を始める「タイミングの悪い時期」は
今後も変わりません
ただし
その影響は少しずつ小さくなっている
ようです。
その理由を見ていきましょう。
なぜ転職活動を始める「タイミングの悪い時期」は今後も変わらないのか
なぜ転職活動を始める「タイミングの悪い時期」は今後も変わらないのか、それは
企業の事情は簡単には変わらない
からです。
転職活動を始める「タイミングの悪い時期」には
以下の企業の2つの事情
- 新卒採用の時期に入る
- 時期的に予算を使いにくい
が関わっていました。
この事情を具体的にみていきます。
新卒採用の時期に入る
まず新卒採用の時期に入るですが
- 新卒採用の時期は簡単には変えられない
のです。
新卒採用時期は
広報活動 : 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
選考活動 : 卒業・修了年度の6月1日以降
なお、活動にあたっては、学生の事情に配慮して行うように努める。
引用元:一般社団法人 日本経済団体連合会
と指針が決められています。
これは過去に
企業が競って選考時期を早めていたこと
が問題となったためで、指針の本文にも
学生が本分である学業に専念する十分な時間を確保するため、採用選考活動については、以下で示す開始時期より早期に行うことは厳に慎む。
引用元:一般社団法人 日本経済団体連合会
と明記されています。
新卒採用の時期は
- 経済団体によって明確に決められている
ので企業は簡単に変えることができません。
時期的に予算が使いにくい
次に時期的に予算が使いにくいですが
- 企業の決算期は簡単に変えられない
からです。
予算の決定時期は、企業の決算期によって決まっています。
企業の決算期は変更は法律上可能ですが
- 非常に労力がかかる
- たくさん手続きが必要(お金も必要)
- 決算内容にも影響がでる
- 自社のみで完結する話ではない
- 取引先などにも影響がでる
- 問題が起きないよう調整するのが大変
と決算期を変えようとする企業は多くありません。
企業の事情はそう簡単には変わらないので
転職活動を始める「タイミングの悪い時期」も変わらない
と言えるのです。
なぜ「影響は少しずつ小さくなっている」のか
なぜ転職活動を始める「タイミングの悪い時期」の影響は小さくなっているのか
それは
あえて「求人数が少ない時期」に求人を出す企業が増えてきた
からです。
求人が少ない時期を狙って求人を出す理由は
- 優秀な人事材を採用したい
という企業の考えがあるためです。
詳しく説明すると
求人数が集中する時期は
- 1人の優秀な人材を、複数の企業が取り合う
という状況になっています。
一方どの時期でも一定数の転職希望者はいるので
求人が少ない時期に良い条件の求人を出せると
- 1つの良い求人を、複数の転職希望者が取り合う
という状況になり、企業は人材を選んで採用できるのです。
企業は「今年は○○人採用します」という採用目標を決めています。
しかし欲しい人材がきてくれないとその目標を達成できません。そこで



求人数の少ない時期に求人を出そう
という企業が徐々に増えており
求人の多い時期と少ない時期の差が小さくなっている、つまり
求人数少ない時期に転職活動を始めても影響が小さくなっている
のです。
やっぱりいつかは転職活動を始める「タイミングの悪い時期」も変わるのでは?
どんどん影響が小さくなって、いつかは転職活動を始める「タイミングの悪い時期」も変わってしまいそうですよね。
しかし転職活動を始める「タイミングの悪い時期」は、やはり今後も
変わらない
でしょう。
先に記載した
企業の事情は簡単には変わらない
という理由もありますが、もう1つ
- 時期ごとの求人数に差がないとメリットがなくなる
からでもあります。
具体的に説明します。
求人数が少ない時期は
- 本来は企業が求人を出したくない時期
なので企業は予算超過などのリスクを負って求人を出しています。
時期ごとの求人数の差が少なくなると
- 優秀な人材を選んで採用できる
というメリットもなくなるので、企業はリスクを負って求人を出すことをやめます。
そうなると、もともと企業が求人を出しやすい時期に求人数が戻るので
影響度合いに波があっても転職活動を始める「タイミングの悪い時期」は変わらない
というわけですね。
まとめ:【こっそり教えます】転職活動を始めるタイミングの悪い時期とは?
この記事では
- 転職活動を始める「タイミングが悪い時期」の理由
- そもそも転職活動を始める「タイミングが悪い時期」とは何なのか
してきました。
最後におさらいしてみましょう。
転職活動を始めるには「タイミングの悪い時期」とは
4~6月



そもそも転職活動を始めるには「タイミングの悪い時期」って?
求人数が少ない時期
なぜかというと
- 転職先の選択肢が少ない
- 良い条件の求人が少ない



なぜ転職活動を始める「タイミングの悪い時期」に求人数が少なくなるの?
- 新卒採用の時期と重なる
- 時期的に予算が使いにくい
転職希望者側にもいろんな事情があるので
- 絶対4~6月は転職活動を避けないと!
というわけではありません。
しかし転職活動スタートのタイミングを選べるのであれば、タイミングの悪い4~6月は避けてより有利な転職を実現してくださいね。
いつが転職活動を始める「タイミングの悪い時期」なのかはわかったけど



どう転職活動を始めれば良いかわからない。。
という方はこちらの記事を



いつ転職活動を始めれば良いかわからない。。。
という方はこちらの記事を


ぜひ読んでみてください。
以上
【こっそり教えます】転職活動を始めるのにタイミングが悪い時期とは?
でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた!